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2009年 02月 08日
「マスコミ」を叩く「マスコミ」の存在が、どうしても不可欠だ!!。
テレビを中心とするメデイアを「諸悪の根源」だとする声は、実は以前より非常に多い。しかし、その声を集約する「マスコミ」が存在しない!!。 超大な資金があれば、3年計画で「新メデイア」を立ち上げるのだが・・・。 個人が「テレビの前」や「居酒屋」で、ブツブツ言ってみても、エネルギーロスは甚だしい。この個人力を結集しなければならない。もちろん、叩くだけではなく、「平易」「丁寧」「定量的」「建設的」でなければならないのは言うまでもない。 兎に角、テレビ番組には、呆れることが多い。ほんの一例を挙げよう。 若手アナンサーが、事もあろうに、あの2008年末の大不況時に、街頭インタビュー&家庭訪問で、諸業界の会社員10人にボーナス金額を訊ね廻るシーンがあった。 常識というものがあろう。まず、自分の金額を表明するものだ。それは無理にしても後で、視聴者に公開するのが、道理というもの。あまりにもテレビ界が多額なので、デイレクターが不当な配慮したのだろうが、「慢心文化」の象徴といえる。 公開がいやなら、こんなインタビューは最初からやらなければ良いのだ!!。因みに、前記アナンサーが入社3年(25才)とすると、冬のボーナスだけで、50~60万円と推算される。 さて、「日本テレビ」「TBS」「テレビ朝日」「フジテレビ系」「テレビ東京」社員の年収は、他企業と比べて、どのレベルだろうか?。 ネット資料から、「年収を年齢で割った値」を列記する。この数値(指数)に、35歳以上の年齢を掛ければ、凡の年収となる。 例えば、300であれば、40歳で年収=1,200万円、50歳=1,500万円という具合だ。 「日本テレビ」=349、「TBS」=316、「テレビ朝日」=320、「テレビ東京」=318、「フジ系」=387、「伊藤忠」=330、「三菱商事」=321、「ソニー」=239、「トヨタ自動車」=223 、「ソフトバンク」=266、「全日空」=227、 「武田薬品」=246、[アステラス製薬」=241、「関西電力」=201、「日本ハム」=188、「信越化学」=201、「新日鉄」=177、「三菱電機」=184。 他業種の優良企業をも、はるかに上回っている。半ば信じられない数値だ。因みに、通常規模・業績の「一部上場会社」=150~170(50歳=750~850万円)に集中している。 くどくなるが、放送界5社本体社員数=5,000人、連結対象会社社員数=18,000人、連結会社社員の年収は、本体の70~80%だが、それにしても高額也。 放送界が「一部上場会社」の2倍以上の年収であることを、十分に認識して以下をお読みいただきたい。 「報道の使命」を見詰め直す時期と言われ続けてウン10年、「永遠の課題」と言わざるを得ない。「食品偽装」には枚挙に暇がないが、当事者断罪に偏重した「大衆受け」報道に終始するワンパターンをこそ断罪しなければならない。 法制化すれば満足、フォローは皆無、形作りに終始する「名ばかり法治国家」(「放置国家」)に胡坐をかいた不合理システムの実態を国民に知ってもらうことが、報道の重要使命の一つでなければ、そして「改善→改革→革新」への尖兵を担わねばならない。 こう書くと「マスコミの世論誘導に繋がる」と叩かれることになるのだろうか?。 「専門家の○○さんに聞きました」というので「目から鱗か?」と期待すれば、小中学生並の低レベル解説にガックリという繰返しが何と多いことか。 妥協の産物を、正義かのように報道しているだけに感じるのは、筆者だけの偏見だろうか? ①汚染米事件で「メタミドホスが基準(0.01PPM)の2倍の濃度が検出された」との報道、しかしこの濃度基準について、果たして何人の国民が理解しているだろうか?多く見積もって10%だろう。 日本人≒1億人の中に、1人いるのはOKだけど、2人いたらOUTという、安全率を大きく掛けて設定した「とんでもない低濃度」基準なのだが。分析技術の長足な進歩が、基準値の「オーバースペック」をもたらしている。「ダイオキシン」に至っては、「ピコ(1兆分の1)」の世界。 メデイアは、このあたりを丁寧に説明してきただろうか?無論「ノー」。 NHKまでもが「メタミドホス結晶」のドアップ、これには真剣に笑っちゃう!! こんな映像が積み重さなり「風評やら迷信」の温床となっている。 ②伊藤ハムの工場井戸水から、「シアン系物質が規制値=0.01ppmの2倍が検出された」との報道、事あるごとに膨大な商品回収が日本中で繰り返される。さらに「街頭インタビュー」の内容偏在には呆れ返る。少数発言を封鎖することが常態化している。 もしインタビューを受ければ、「交通事故で毎日20人が死亡している事実をどない考えるんや!!人命尊重は嘘っ八だ。真っ先に全ての「自動車」を回収すべき、メタミドホスやダイオキシンで何人死んだと言うんだ!!」とコメントする。 こんな「まともな?危ない少数コメント」は、即カットの運命。当たり障りの無い建前コメントのみを放映するようなマスコミは廃業すべきだ。 是非一度、インタビューを受けてみたい。 加えて、事件&事故があれば、数10社が集結、呆れ返るほどの「ビデオ?収録」。 編集して「1000分の1」しか放映せずでは、「口先エコ!!]丸出し。 当然、どこのチャンネルをひねっても、コピーのような様は、真に「日本烈島」の典型也。 [意識調査①] 現メデイアは、その使命を果たしていると思いますか? 多いに思う 少し思う あまり思わない まったく思わない 8 45 32 15 [意識調査②] テレビ界の年収は、「もらい過ぎ」と思いますか? 多いに思う 少し思う あまり思わない まったく思わない 80 15 3 2 にほんブログ村 #
by aki_1947
| 2009-02-08 08:27
| 記事
2009年 02月 06日
建設費=581億円もかけた「箱物」の実態、そして独立行政法人「雇用・能力開発機構」の悪態は?
少々時期はずれの感もなくはないが、2009年1月27日(火)に、「現場検証」が実現した。 メデイアから流れる「悪評」の真偽を、この目で確認したいということで・・・比較的近隣なこともあり、出かけてみた。 平日でもあり、「中学生」団体がほとんどで、一般客は20人前後というところ。 *年間開場日数=280日 *入場料=700円(大人)、500円(大学生)、中高校生(300円)、小学生(200円) *1日平均入場者数(08年推定)=500人、団体=98% *年間入場者数(08年推定)=14万人 総務課に、08年の実数を聞くと 一時回答→「集計されてません」 嘘つけ!! 二次回答→「30万人です」 そりゃ開設年のことだろうが!! いずれにしても、推して知るべしの「組織」也!! *敷地面積=83,000m2(400m×208m) *建築面積(推定)=50,000m2・・・105,000m2(1&2階+小3階建延べ) *展示等実質面積(推定)=2,000m2・・・4,000m2(1&2階延べ) [驚愕事項] 1年前までの「職員平均年収=900万円」というのが最初の驚きだが。 ①超豪華本体・・・基礎工事だけでも100億円!! ②展示・実習コーナー面積の狭さ・・・建物全体の僅か4%・・・迷子になりようが無い!! ③展示内容の貧弱さ・・・観光地の方がはるかにマシ!! ④実習・体験コーナーの貧弱さ(展示内容よりは、僅かながらマシ) [筆者無料体験] ①近鉄電車模擬運転(5分) 初体験だったので、それなりに良かったものの、「交通科学館」等でもやっているはず!!。 ②ビデオによる「高所(高圧塔工事)・地下(シールド工事)・海底(溶接工事)」(15分) エレベータで上下するが、まったく内容にそぐわない超オーバースペック設備!! 質素な階段で十分也。 一言では、「本体概観と中身のバランスが、大きく崩れた論外施設」ということになる。 「高校生以上」の方には、まったくお勧めは出来ません!!。 さて、本論へと・・・。 「雇用保険」は、何故とんでもないものを創る等々の「資金余裕が生まれる」のだろうか?。 取り合えず、2点について単純試算を試みる。 ①「死亡」「就業不能な健康状態に陥る」により、給付しなくて済んだ金額はどれ程? 「保険掛け金額」は、業種により若干異なるが、「自己負担」=給与(賞与含まず)の「1,000分の6」、「会社負担」=「1,000分の9」というのが標準という。 例えば、22歳学卒で1970年入社し、初任給与=3万円だった人が、給与=57万円の50歳で不幸にも死亡、あるいは就業不能状態となった場合については・・・ 昇給が直線的だったと仮定すると 総掛け金額概算={(3+57)/2}×(15/1,000)×12×28=151万円 自己負担=60万円、会社負担=91万円となる。 こういう方々が、年間に合わせて10万人とすると、年間=1,500億円が「国庫」に入る。 「10年間=1.5兆円」が蓄積されることになる。 もちろん、50歳よりも早く失効する人もあり、60歳近くで失効する人もあるが、加重平均的には、まずまず妥当なところだと考えられる。 メチャクチャ乱暴な試算ではあるが、イメージとしては、こんなところではないだろうか?。 ②「受給申請」が無いことから、国庫に入ったままの金額は? 受給に不可欠な説明会参加等の「手続き」が、メンドクサイとかいうことで、申請しないケースも意外と多いのではなかろうか。 ザックリ、年間=500億円?!!→「10年間=0.5兆円」 国民に還元されること無く、国庫へとスルーする金額は、この2点だけで「1.5兆円(10年)」にのぼる。 何とも「イカサマシステム」と言わざるを得ない。こういう所謂余剰金が、「埋蔵金」のように溢れているのだ。そして、庶民からの詐取金で「雇用・能力開発機構」→「私のしごと館」へと繋がっていったというのが、残念ながら真実だ。 国会議員も実態を知らないままに、いや「見て見ぬ振り!!」なのだろう。 当然、官僚も教えないし、自由自在に運用している姿が浮かび上がる!!。 そして、運用に行き詰まると、下記の手段に出る。 すなわち、「基準金額の低率化」だ。 10年前は、「退職時給与」の70%以上だったのに、現在は50%を切っている状況也。 とにかく、「人の金」だと思って、「したい放題」!!。 もちろん、「年金」でも同様な「没収システム」が存在するわけで、真に「詐取国家」だ!!。 「箱物」の乱造も頷けるところ也。 近々、雇用保険の「収入」と「支出」詳細の「開示請求」を厚労省に出すこととする・・・。 国民は、大爆発しなければならない!! 別項でも記載したように、「公務員」を民営化することが近道也。現在の「国家公務員改革法案」などは、所詮「小手先」に過ぎない!!。 [意識調査] 遺族年金と同じ主旨で、本人死亡&就業不能化の時にも「雇用保険」の一部(例えば50%)を、給付すべきだと思いますか 多いに思う 少し思う あまり思わない まったく思わない 8 8 35 49 にほんブログ村 #
by aki_1947
| 2009-02-06 21:33
| 記事
2009年 02月 06日
世には、カロリー基準の食料自給率=40%という数値が氾濫している。しかし、その算出基準を示した報道にお目にかかったことが無い。怠慢ではないか!!。少なくとも大枠を明示しなければ、国民の食に関する正しい認識が得られない。
メデイアには、様々なテーマに関し、色んな集約された数値が出てくる。そのすべての算出根拠を説明することはないが、本件はキッチリと説明すべきだ。 それではと、以下に単純試算を試みた。 数値は成人一人当たり概算カロリーとする。人間の生命維持活動(基礎代謝)には最低限1,450kcal、日常生活には2,400kcalが必要、一方、国内生産食品の供給可能カロリーは1,950kcalとされる。 従って自給率は、1,950/2,400=0.81→81%とならないといけないのに、何故40%なのか?。また、生命維持カロリー基準では、自給率=1,950/1,450=1.34→134%となる。 供給可能カロリー=1,950kcal、あるいは必要カロリー=2,400kcalが怪しいということなのだろうか?。 いや、いずれも大幅な間違いはない。そこで逆算してみた。 調理カロリー=xとすると、1,950/x=0.4より、x=4,800kcalとなる。この内、25%が食べられずに廃棄されているとのことから、実摂取カロリー=3,600kcalとなる。 従って、日本成人は1,200kcal(3,600-2,400)も過剰摂取していることになる。また、不要調理も1,200kcalにのぼることになる。この数値は、何となくではあるが、実態に近似したものと考えられる。 自給率=40%という数値は、「供給可能カロリーを、{調理カロリー(供給可能カロリー+輸入品カロリー)}で除したもの」という極々平凡な結論に至る。 ここ20年来の馬鹿げた飽食時代、業界に騙され続けてきたことに「1億大懺悔(ざんげ)」すべきだ。 糖尿病が蔓延するのも無理も無い。その医療費は、2兆円に上り、総医療費の8%に及ぶ。 戦後20年あたり(昭和40年代)の食生活に回帰しなければならない。100%自給率生活を実行するとどうなるか?精進料理に似た質素で定型的な食事となるが、それで十分也。糖尿病は70%減少する。くどいが、輸入食料品=ゼロでもまったく飢餓の心配は無いということ也!!。 さて、「間食カロリ-」を考慮しなかったが、これが意外と大きいのではないか?。 自給率=40%に、この間食が入っているかを調査する・・・。 調査しなくてもいいように、国はちゃんと明示せよ!!。 ところで、永平寺の僧侶の摂取カロリー=1,000kcalというが、是非一度体感してみたい。生命維持活動値を下回るのだが、過年の職業別寿命研究データによれば、僧侶が最も長寿命(75歳)だったという。データが古過ぎるので参考にならないか?・・・。 「ミシュラン」は、日本の敵・・・追放しろ!!単なる「高額ランキング」也。 メデイアは、もう「ミシュラン報道」を辞めなさい。 [意識調査①] 現在の食生活は贅沢過ぎると思いますか? 多いに思う 少し思う あまり思わない まったく思わない 47 28 18 7 [意識調査②] 「ミシュランガイド」に興味は有りますか? 多いにある 少しある あまりない まったくない 5 14 38 43 にほんブログ村 #
by aki_1947
| 2009-02-06 18:57
| 記事
2009年 02月 06日
【2007年度試験結果】
小学生6年では、秋田・福井・青森が上位、北海道・大阪・沖縄が下位グループ・・・本当に有意差はあるのか? 実は騒がれているほど格差は無い。 数字で報道されることが殆ど無いことから、庶民の大半は実態をより正確に把握していないケースも多いのではないのか? 最上位と最下位の平均得点差(国語&算数4種)は10点、この間に45都道府県がひしめき合っていることは、日本民族として素晴らしい且つ凄いことではないか!! 中学生3年でも県別はほぼ同傾向だが、最上位と最下位の得点差は20点と広がり、かなりの差異と認められる。やはり基本事項の理解差がそのまま平行拡大していると素直に解釈したい。文部科学省は当然のことながら詳細な解析をネットにて公開している。 そこで注目されるのは「新体力テスト」(握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルラン、50m走、立ち幅跳び、ボール投げ)の結果だ。 驚くことに、「体力」=「学力」とに強い相関があるのだが、何故か文科省は一言も触れていない!! 「朝食摂取」「所得高低」等々との相関がありそうだという報道は一部でなされたものの、体力に関してはマスコミでもまた、まったく触れていないことは不可思議だが。尚、「日教組」の強弱(組合加入率基準)とはまったく関係は無いことは明白。 さて、市町村別での結果公表について、色々と議論されている。公表しないとする一部地方自治体・教育委員会の対応は信じられないどころか、「文科省」すら反対とは何たることか!! 無用な競争を激化させるというのが、反対の最大根拠だとか。何と寝ぼけた見解か!!こういう教育関係者(特に評論家)は、即刻資格停止処分だ。 競争あってこそ、良き点・良くない点を、各個人そして家庭がより正しく捕らえ、学業だけがすべてではないという正しい認識へと繋がっていくものと確信する。 「競争なきところには怠惰が蔓延する」のは公理也。我々「団塊の世代」は、所謂「受験戦争」を体験したが、人を蹴落とすとかというような想いは、何ら生まれることはなかった。 もちろん個人差はあり、一部にそういうことが存在したことは否定しないが、どんなことにもレアケースはある。このケースを捉えて、大勢であるかのごとく論じることが、今の世に蔓延しているのは、まったく異常としかいいようがない。 「公開反対」に軍配を上げるほど日本人は堕落していないことを期待する。 [意識調査] 全国学力試験結果は、市町村別に完全公開すべきと思いますか? 多いに思う 少し思う あまり思わない まったく思わない 64 10 7 19 にほんブログ村 #
by aki_1947
| 2009-02-06 18:47
| 記事
2009年 02月 06日
かなり古いが、民主党が2001年11月11日付けで、「医療制度および医療保険制度改革案」をネット上に公開している。検索ワード=「薬価の決め方」。
そこには薬価制度の問題点も抽出され、その改革案を提案している。是非、ご一読願いたい。 さて、医療費≒30兆円、薬剤費≒9兆円。薬剤費比率≒30%は、先進国の1.5倍。薬価は1.7倍、同じ薬なのに何故なのか?薬価は妥当なのか?。 2年毎に見直されるものの、厚労省とメーカの癒着談合が、ゼロと言えないのは明白也。厚生官僚の医薬メーカーへの天下りは、年間100人に及ぶ(外資系は、ほぼゼロだが)。 薬剤費は、薬価の低減により、最大30%程度の削減が可能なのだが・・・。大手薬品会社の売上高経常利益率=25~40%で、1部上場会社の5~10倍也・・・これは、驚異的な突出と言わざるを得ない!!。 40歳年間収入=1,000~1,100万円・・・特殊集団を考慮すれば、必ずしも高額とは言えないと見る向きもあろが・・・やはり、庶民に薬価の形で、適切に還元しなければならない。 それはそうとして、筆者が「脳下垂体機能低下症」のため、ホルモン4種を使用しているが、その薬価はどのレベルだろう。検索ワード=「薬価リスト」 ①「ヒト成長ホルモン(注射)」:5.33mg=51,704円(1g=970万円)・・・ファイザー他2社 脳下垂体機能の正常な人が、これを打つと「ドーピング」!! ソウルオリンピック100m金メダリスト「ベン・ジョンソン」が使用し、メダルを剥奪された。 彼は、その他のドーピング剤も複数使用。 ②「抗利尿ホルモン(添鼻)」:250μg=5,719円(1g=2,300万円)・・・協和発酵他 ③「副腎皮質ホルモン(内服)」:10mg=6.5円(1g=650円) ④「男性ホルモン(注射)」=125mg=673円(1g=5,384円) ①②は、たった1gで、家が建つ・買えるような高額だ。もちろん、使用量は微量なものだが・・・。30%負担なので、月額=57,423×0.3=17,227円と、特別多額ではないレベルだが、保険の利かない人には、なかなか手が出ないため、外出もままならない状況に陥っている人もいるとの話が、医療関係者から聞こえてくる。 ①②の需要がどれだけあるかといえば、日本では多く見積もって2万人、世界では20万人という。従って、年間売上額=1,400億円くらいとなる。多額ではないところに、高額単価設定の理由もある。また、前者は「遺伝子組換え」工程が製造時にあるのだが。開発費等、それなりに理解はするものの、「1g=1,000~2,000万円はないだろう」というのが、庶民感覚也。 汎用薬は、1錠(1mgor10mg)10円前後というから、1g=1,000~10,000円也。高額抗がん剤でも、1g=10万円以下だ。 ところで、ジェネリック医薬品(後発品:特許切れを活用しての同成分品)価格は、先発品の20~70%という。ジェネ売上高=2兆円なので、先発品売上高=7兆円となる。従って、全部を後発品にすれば、2兆円(7×0.3)程度の医療費削減が可能なのだが・・・有り得ない。 アメリカ、英国のジェネ占有率=55%。ところが日本=20%という惨憺たる数値だ。 理由は、「医療側の後発に対する不信感」=「製品規格が、微妙なところで同一でない」「供給体制への不安」「汎用品の域を出ない」ということらしい。 しかし、「医療関係者」と「薬品メーカ」との深い癒着が、この数値に反映されている疑いも強い。 その可能性が低いとすれば、俗に言う「完璧主義日本」丸出しだ!!。「狂牛病」問題時の「牛肉規制」への超過大対処に、極似している。 戦後60数年、「石橋を叩いて渡らない」「石橋を叩ぎ過ぎて割ってしまう」ところの「伝統的過剰反応」は、何時まで続くのか?。 政治へもこの悪癖が、転移している状況也。いや、政治の悪癖が、他に転移しているとする方が正解だ!!。 [意識調査] 日本人は、完璧主義(他国との相対で)と思いますか? 多いに思う 少し思う あまり思わない まったく思わない 55 19 17 9 にほんブログ村 #
by aki_1947
| 2009-02-06 07:46
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